小松美羽さんの躍進を支える高橋紀成さんと小山政彦さんのマーケティング戦略
銀座のホワイトストーンギャラリー新館で開催されている、小松美羽さんの個展に行ってきました。
今回は、狛犬の他に、狛猫も描き始めたそうです。(バックの赤い神獣が、狛猫です)
小松美羽さんは、2015年に、有田焼の狛犬作品が大英博物館へ収蔵され、国際的に注目を集めるようになりました。
若く存命するアーティストの作品が大英博物館に所蔵されることが、極めて珍しいことだからです。
今をときめく、小松美羽さんでも、最初は大変な苦労をされています。
多くのアーティストと同じで、絵だけでは食べて行けず、28歳くらいまでは、アルバイトをしていました。
本当に絵に打ち込めるようになったのは、30代になってからでした。そんな彼女の運命を変えるきっかけが、
2009年にテレビプロデューサーの高橋紀成さんと出会ったことでした。
高橋紀成さんの出身校の開成高校の先輩が、船井総研元社長の小山政彦さんでした。
この大物ビジネスプロデューサー2人で、小松美羽さんをサポートするための会社、風土を立ち上げます。
この話は、アーティスト支援のモデルとして非常に面白いので、私は、小山政彦さんに何度か直接話を聴きに行きました。
小松美羽さんが一躍有名になった2つの戦略
1 フェイスブック、テレビなどのメディア戦略
特に、高橋さんがテレビ業界に人脈を持っていることが大きかったそうです。
小山さん、高橋さん共に開成高校の出身で、その人脈が日本テレビにあったそうです。
2 大物社長の人脈術
東証一部上場企業船井総研元社長である小山さんの人脈をかなり活用したそうです。
最終的に今のレベルまで持って行く計画で、短期間でここまで来た理由は、小山さんにもわからないそうです。
「わかったら、苦労しない」と言っていました。(笑)