新海誠監督の映画「天気の子」を観ました
2019-08-04
新海誠監督の映画「天気の子」を観ました。
新海誠監督があるインタビューで
「老若男女が足を運ぶ夏休み映画にふさわしい品位を的なことは 、
もう一切考えなかった」と言っているように、暴力あり、家出あり、拳銃あり、逃走ありの大人社会への反逆映画でもあります。
この映画の中で、主人公の16歳の少年帆高が読んでいる本として、
作家JDサリンジャー の「キャッチャーインザライ」が何度か出てきます。
この映画は、作家JDサリンジャー の「キャッチャーインザライ」へのオマージュ作品でもあります。
今年2019年はJDサリンジャー の生誕100周年とも少し関係あるかもしれません。
とにかくさりげなく、サリンジャー の「キャッチャーインザライ」の影響があることを巧みに、示唆しています。
「天気の子」を観てよかったと思った人は、サリンジャー の
「キャッチャーインザライ」を読んでみるとより理解できると思います。
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