6月, 2017年
小松美羽さんの個展最終日
本日は、小松美羽さんの個展の最終日でした。
小松美羽さんは、今、日本で最も注目されているアーティストです。
岡本太郎をほうふつとさせる、力強さと日本古来の伝統をモチーフとしたような作品を描きます。
発想の原点は、故郷長野で子供のころに見た、神獣です。
絵もすごいですが、一人一人の人に丁寧に対応する人間性が素晴らしいですね。
「美しすぎる銅版画家」というコピーがまったく必要ないぐらいの、本格派のアーティストでした。
長崎県の世界遺産 軍艦島
日曜日に長崎県の世界遺産、軍艦島に行ってきました。
廃墟の島です。三菱によって、炭鉱の島として、開発されました。
最盛期は、東京23区の9倍の人口密度で、5,000人以上が住んでいました。しかし、時代の流れの中で、国のエネルギー政策が、石炭から、石油に変わったことから、1974年に、炭鉱は閉山、島ごと閉鎖されました。
軍艦島は、日本の未来を先取りしているとも言われています。地方では、少子化、高齢化などが急激に進んでいるからです。モナコ、香港に並んで、世界新三大夜景に選ばれている、長崎最高の観光名所、稲佐山でさえ、夜景の光度は、10年前より格段に落ちているそうです。
理由は、空き家になったところに住む人が少ないからです。地方に行くとこのような話をよく聞きます。また、時代の激しい変化に、対応できずに、なくなって行く、企業もあります。
元島民の坂本道徳理事長が専属ガイドを務めるツアーはオススメです。軍艦島のリアルな話が聞けるだけでなく、坂本理事長の軍艦島への情熱に圧倒されるからです。
坂本光司先生の中小企業論最終日
本日はベストセラー「日本で一番大切にしたい会社」の著者で、法政大学大学院教授の坂本先生の、中小企業論の最終日です。
会場を、大学から、レストランに、移して行われています。
三軒茶屋にあるレストランアンシェーヌ藍は、日本で唯一の障害者が働く、フレンチレストランです。
創業9年目、18名の障害者が働いています。
障害者の全国平均月収は、14,000円程です。
少しでも高い給与を障害者の方に払いたいという想いがあります。
坂本先生のご支援もあり、今では、安倍首相のお母さん様の誕生会が開かれたり、売り上げも毎年上がり続けているそうです。
シリーズ全5巻累計70万部のベストセラー「日本で一番大切にしたい会社」は、
そもそも、最初の本の一番最初に載っている、全社員の7割が障害者という日本理化学工業を救うために書かれました。
坂本先生のやりたいことは、本当にいい会社を応援したいということなんですね。