10月, 2017年
アートを大衆化する、銀座蔦屋書店
CCCの増田宗昭社長によると、「これからはアートしか儲からない」そうです。
アートを大衆化するための旗艦店が、銀座蔦屋書店です。一言でいうとすごいです。
本屋じゃないですね。そもそも本を売る気がない(笑)。
では何を売っているのかというと、アートを売っています。
刀を特集したコーナーには、本物の刀が売っています。
一番高い刀はスバリ、3,250万円です。だから本屋じゃありません(笑)。
普通のスタバの他にスタバのバーも併設されていて、
スタバファンにも嬉しい施設ですね。興味のある方はぜひ、行ってみてください。
書店の進歩を感じることができます。
アメリカはすでに、ダニエル・ピンクの名著「ハイコンセプト」の時代に入っています。
スティーブ・ジョブズのような人たちがさきがけで、Airbnbの創業者は、二人とも美大の出身です。
日本も数年後には、「ハイコンセプト」の時代になるでしょう。
すごい本:内村鑑三著「後世への最大遺物」
かつて多くの日本人を成功させた書物がありました。
現在では、ほとんど読まれていませんが、内村鑑三の「後世への最大遺物」です。
この作品はもともと内村が、キリスト教の夏期学校で講演した内容をまとめたものでした。
元々が講演の内容ですので、非常にわかりやすいです。
ありがたいことに、現在では、アマゾンのKindleや青空文庫で無料で読めます。
アマゾンのKindleは、スマホやパソンンから無料でダウンロードできます。
実際に読んでみて、よければ、大切な人や将来性のある人にもすすめてみてください。
今の日本にもっとも必要な書物だからです。
「後世への最大遺物」の内容は、「この世の中を、私が死ぬときは、
私の生まれたときよりは少しなりともよくしてゆこうじゃないか」というものです。
そのためには、死んだ後に、何を残すのかが重要となります。
後世への最大遺物の
1つ目は、お金です。
2つ目は、事業です。
3つ目は、思想(本を書くこと、教えること)です。
上記は、全て才能のなせるわざです。
誰にでもできて、一切害のない後世への最大遺物は、
「勇ましい高尚なる生涯」です。
これこそが、後世の人間に生きるための希望と勇気を与え、進むべき方向を指し示してくれるのです。
この本を読んだ人の中から、志を立てて多くの人が成功しました。
また、内村と同じようにキリスト教徒になった者も少なくなかったと言います。
それぐらい読んだ人の人生を変えて来た本なんです。
興味のある方は、ぜひ読んで見てください。
「後世への最大遺物」 Kindle版無料
内村 鑑三 (著)
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青空文庫
http://www.aozora.gr.jp/cards/000034/files/519_43561.html